取材や営業などで外出することが多くあります。普段は脇目も振らず、目的地に向かってものすごい速足で進むのですが、時折立ち止まることがあります。それは、道が分からなくなって地図をボーっと見ている時とか、約束の時間まで喫煙所でタバコを吸ったり。
ここ最近、そんな時に見知らぬ若者に丁寧な口調でよく声を掛けられます。ここ3カ月で5回くらいあったでしょうか。
その度に、あれ?知り合いだっけ?と若者の顔をよく見ますが見覚えがありません。私が話を聞くので、相手の若者は話を進めてきます。話を聞いてみると、ただ単に名刺交換をして欲しいことが分かります。
一応、「弊社は不動産の会社です」とか「先物投資の会社です」の簡単な説明はありますが、私に何かを提案するわけでもなく、とりあえず名刺交換のお願いをしてきます。
若者が一生懸命名刺交換をお願いするので一応名刺は渡しますが、その後に営業の電話がかかってくるわけでもありません。
そんなことが何度かあって彼らの目的を考えてみました。ひょっとして、何の戦略もない会社の上司が誰かれ構わず弾丸営業をして来いと新入社員に命じたとか、名刺を大量に集めて個人情報を使って良からぬことを考えているとか。
しかし、今のところ私に被害はありません。色々と考えた結果、新入社員の営業トレーニングじゃないかと思い至りました。とりあえず、外に出て知らない人と名刺交換をして来いと。その行為にどんな意味があるのか理解できませんが、現在の若者にはそういったトレーニングが必要なのかもしれません。
この仮定でもせっかく時間を使って営業をするなら、自分の業務に関係ある人・会社を調査して飛び込み営業をしたほうが意味があると思うのですが・・・。
何にせよ、若者達に共通しているのはとにかく名刺交換をして欲しいということです。つまり名刺を集めることが目的になってしまい、その先に仕事の成果が見えにくいことをしている(させられている?)わけです。いや、ひょっとしたら、私以外のお金持ちに見える人にはその後に熱心に営業しているのかもしれませんが、とりあえず、私に声をかける場合は数のノルマをこなすためのものでしょう。
だとしたら、そんな楽しさが見出しにくい仕事をして若者が成長するのでしょうか?非常に疑問です。
なんてここまですべて想像で書いてみましたが、ひょっとしたら何か戦略があってのことかもしれません。次回、人の良さそうな若者に話しかけられたら、根掘り葉掘りしつこく聞いてみようと思います。
というわけで、若者達覚悟セヨ(笑)