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日産、新型「フェアレディZ」を発売

 日産自動車( http://www.nissan.co.jp/Z/ )は、「フェアレディZ」をフルモデルチェンジし、12月1日から発売を開始した。フェアレディZは1969年の初代S30型の発売から約40年、世界中で乗用されてきたスポーツカーで、これまでの販売台数はグローバルで約170万台。新型フェアレディZは、初代からの「Z-ness(Zらしさ)」である「ハイパフォーマンス」「デザイン」「ハイバリュー」を盛り込みつつ、パフォーマンスや質感を進化させたもの。販売目標台数は500台/月。

 ホイールベースを従来型車から100?短縮することで、キビキビとしたハンドリングと運動性能を実現。

全席低フリクションのロードリミッター付プリンテンショナーシートベルトなど安全性の強化や装備の充実を図りながらも、エンジンフード、ドアパネル、バックドアのアルミ化や車体構造の最適化で軽量化を図り、従来型とほぼ同等の車両重量としている。

 シフトチェンジの際に、ドライバーのシフト操作に応じて、エンジンの回転数を最適な回転数に制御する世界初シンクロレブコントロール付き6速マニュアルトランスミッション(MT)や、MTのようなダイレクト感とマニュアルモード時には世界トップクラスの変速レスポンスが体感できるマニュアルモード付き7速オートマチックトランスミッションが選べる。

 VVEL(バルブ作動角・リフト量連動可変システム)を採用したVQ37VHRエンジン(最高出力:247kW(336PS)/7000rpm、最大トルク:365N・m(37.2kgfm)/5200rpm)を搭載。力強さと扱いやすさを両立、高回転まで軽く滑らかに吹け上がる伸びの良さを実現。

 ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションを採用。ショックアブソーバーには、デュアルフローパスやリバウンドスプリングに加え、高応答リップルコントロールを併せて採用することで、レスポンスの良いハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立している。

 全車で「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」の認定を取得したほか、リサイクル可能率95%以上を達成。