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日立ツール、研究部門を集約した研究センターを設立

 日立ツール( http://www.hitachi-tool.co.jp )は、島根県松江市ソフトビジネスパーク島根に、同社の研究部門を集約した「基盤技術研究センター」を設立する。

 同センターでは、研究開発効率の向上により、同社の主要製品である切削工具の損耗減少および基礎研究などを一層強力に推進し、製品競争力の更なる強化を図る。

 また、同社が得意とするコーティング技術を核として、切削工具の分野に留まらず、金型、自動車用部品など、さまざまな分野におけるコーティング技術の応用研究を推進し、新事業への展開を図る考え。

 島根県松江市ソフトビジネスパーク島根は、中核施設内に地域産業の高度化・新産業の創出を支援する産業技術センターやしまね産業振興財団などの産業支援機能を備えた研究開発型企業のための企業団地。

 基盤技術研究センターは、2009年3月1日に日立金属より移管される松江表面改質センター、島根県プラズマ技術利用開発プロジェクトの中核となるプラズマ技術研究開発センターとも隣接しており、より強固な連携を図っていく。


事業内容:切削工具、表面処理、材料、加工方法の研究開発
場所: 島根県松江市北陵町 ソフトビジネスパーク島根内
延床面積: 約1,200?
研究員: 約15名(竣工3年後)
投資金額: 約2億5千万円
竣工: 2009年12月予低