メインコンテンツに移動

東芝メディカル、撮影時間約1/3短縮、低被ばく実現のCT

東芝メディカルシステムズ「アクイリオン ワンボリューム エボリューションエディション」 東芝メディカルシステムズ( http://www.toshiba-medical.co.jp )は、コンピューター断層撮影装置(CT)「アクイリオン ワンボリューム エボリューションエディション」を発売した。

 同品は、世界初の160列(320スライス)ボリュームヘリカルスキャンを搭載したことにより、約1/3のスキャン時間で検査が終了する。高速ルーチン検査はもとより救急患者の全身検査に威力を発揮するほか、3DCTAでの造影剤低減、造影効果の均一性向上、体動の抑制など、より患者に優しい検査を高い検査精度で実現する。

 また、さらなる低被ばくと高画質の両立を目的とした画像再構成アルゴリズムを開発。心臓、頭部、腹部領域において再構成画像の3次元ボクセル上で信号以外のノイズ成分のみを選択的に抽出して繰り返しノイズ除去を行い、オリジナルデータと組み合わせた画像を作成する。これまでの量子フィルタに比べ、さらに効果的なノイズ低減を実現し、ノイズ(SD)で約50%、被ばく線量にして最大80%低減できる。