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都産技研、新本部での業務を10月3日に開始

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都産技研の新本部 東京都立産業技術研究センター( http://www.iri-tokyo.jp )は、東日本大震災の影響により延期していた新本部(江東区青海)での業務を平成23年10月3日から開始する。

 新本部は、西が丘本部(北区西が丘)と駒沢支所(世田谷区深沢)を統合し、ものづくり産業の総合的な支援拠点として業務を行う。西が丘本部は移転作業に伴い、依頼試験・機器利用等を順次停止し、平成23年9月30日にすべて終了する。

 新本部では、セクターによる製品開発支援の拡充や新規産業の育成、基盤技術支援の強化、製品開発支援ラボの充実、東京イノベーションハブなどの新事業を予定。具体的には、高度分析開発セクターで機能性材料・高精度製品・環境対応製品の開発など最新の技術動向に即した高度な技術ニーズに対応する。

 また、新規産業の育成では、都内中小企業が、環境問題や高齢化などの社会的課題に対応し、世界で通用する高い付加価値を獲得できるよう、「環境・省エネルギー」、「EMC・半導体」、「メカトロニクス」、「バイオ応用」の4つの技術分野に対し集中的に技術支援を行い、今後の発展が期待される産業の育成を図っていく。