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三菱航空機、ドイツに品質管理拠点を設立

 三菱航空機は、欧州パートナー企業の品質保証業務を担う拠点をドイツ・ミュンヘン市に設立し、2013年10月21日から業務を開始した。拠点は、欧州の販売拠点である欧州三菱航空機(Mitsubishi Aircraft Corporation Europe B.V./所在地:オランダ王国アムステルダム市)の支社になる。

 海外パートナーのQCD(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)管理は、これまで日本と米国で行ってきたが、MRJの主要パートナー企業のうち7社は欧州にあり、開発が本格化している欧州パートナーのQT(Qualification Test:認証試験)や検査負荷の増大を受け、米国(シカゴ)同様、品質管理拠点を現地に置くことで、パートナーとの連携をより強化し、機動性を高めるとともに継続的な信頼関係を構築することが狙い。現地に経験豊富な管理者を配置することで、的確な状況把握と、迅速な対応、判断、指示などが可能となる。