電子書籍リーダーを購入

 少し前の話になりますが、ゴールデンウィーク前に電子書籍リーダーを購入し、休み中はひたすら読書する日々でした。特別欲しかったわけでもないのですが、雑誌を制作している身でありながら、電子書籍に目を向けないのもいかがなものかと……。

 私の購入したリーダーは、特に目が疲れるといったこともなく、紙本を読むのと変わりありません。書籍を購入してもデータがダウンロードされるだけで、嵩張らないのは利点として挙げられるでしょう。ただ現在のところ、自分の欲しい書籍が電子化されていないことが多いことと、書店のように、これまでの嗜好と違った書籍に出会う機会が少ないことが難点でしょうか。

 また、貧乏性ゆえか紙の印刷物がないのだから、割引をしていないと損をする気がして、定価に近い価格の書籍には手が出ません(笑)よって現在は、通常の紙本に比べて割引率の高いもの、もしくは無料の書籍を中心に購入しています。まずは電子書籍リーダーで読書をするという体験を試みている次第です。
 
 それにしても、多くの書籍が電子化されていないことを見ても、どうやら大手出版社は“まだ”電子書籍に力を入れていないことがうかがえます。購入側の私の意識としても「どうせ電子化されていないだろうから」と紙本を購入してしまうことが多く、後で電子化されていることを知って、「うわ!割引されて電子化されてる……」なんてことも少なくありません。まあ、この辺は電子書籍の普及とともに解消されるでしょうが、現状は今一つ盛り上がりに欠けるような気がします。

 雑誌や新聞などの一覧性が必要なものは紙の方が見やすいのでしょうが、小説など文庫で読めるような作品は電子書籍でも紙本と遜色ありません。先ほど述べたとおり、こちらは時間とともに普及が進むでしょうが、現状から急速に電子書籍の普及を促進するには“電子書籍ならでは”の作品が必要な気がします。弊社としてもそのタイミングを見計らって雑誌発行をしていきたいと思います。