リコー、3Dプリント事業に参入

 リコーは、3Dプリント事業に参入する。事業の第一弾として、ものづくりイノベーション拠点として「RICOH Rapid Fab(リコーラピッドファブ)」を神奈川県横浜市と厚木市に開設する。

 今年度は、二つの「RICOH Rapid Fab」の運営を通して、3Dプリンターの仕入れ販売、3Dプリンター出力サービス、リコーの実践事例に基づくコンサルティング提案を展開し、今後はグローバルに拠点を順次拡張していく。なお、日本における販売はリコージャパンが行う。

 同社では、20年以上にわたり設計業務で3Dプリンターを活用してきた実績に加え、試作や金型加工などの数々の技術を有していることなどを参入の理由としている。

 同社はインクジェット技術、材料や粉体の技術を有しており、特に積層ピエゾ技術を用いたインクジェットヘッドは、産業分野向けの外販事業をグローバルで展開している。また、サイングラフィックス、三次元造形など紙だけではなく様々なメディアへの印刷応用に幅広く活用されていることから、今後は、こうした技術を用いて、3Dプリンターの自社製造・販売も視野に入れ、さらなる研究・開発を進めるとしている。