熱処理からプロ野球へ

 毎年注目しているプロ野球ドラフト会議が10月23日に実施されました。特に気になるのは、甲子園で活躍したあの選手がどこに指名されるのか、贔屓チームにどんな新人が入るのかといったことですが、今年は報道を見ていて一人気になる選手がいました。

 それは、北海道日本ハムファイターズに5位で指名された瀬川隼郎投手です。北海道の社会人クラブ「室蘭シャークス」で左腕投手として活躍していた瀬川選手は、28歳での指名というプロ野球選手としては遅咲きの選手です。社会人クラブで野球をする傍ら、平日は朝から普通に仕事を持っていたそうです。報道では、「特殊な熱処理で金属の強度を検査する仕事を担当している」とあるので、熱処理を行う企業で、金属の疲労強度検査や硬さ試験などを行う品質管理担当者だったのでしょう。

 弊社では、表面改質&表面試験・評価の技術情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」を発行していることもあり、瀬川選手への思い入れもひとしおです。年齢を考えると、すぐにでも結果を出さないとなりませんが、10年間硬くて靱性のある金属を作り続けた精神力で乗り切って欲しいと応援しています。皆様も贔屓チームとは別に瀬川選手に注目してみて下さい!