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ジェイテクト、EPSの累計生産台数が1億台を突破

 ジェイテクトは、世界各国で生産する電動パワーステアリング(EPS)の累計生産台数が、2015年4月に1億台を突破したと発表した。

 EPSは1988年に誕生して以来、世界各国の自動車メーカーに広く採用され、今や世界中のドライバーにとってなくてはならない、当たり前の存在になっている。当時、パワーステアリングはエンジンを動力源とした油圧式が主流だったが、軽自動車へのパワーステアリング搭載のニーズをきっかけに、1988年にジェイテクトがEPSを世界で初めて開発・量産に成功。スズキ自動車のセルボに搭載された。以来、現在もグローバルシェア30%超と、市場首位を守っている。現在、同社のEPSは、15社を超える世界各国の自動車メーカーから採用されており、世界10カ国に14の生産拠点を設けている。