川崎重工業、神戸電鉄向け新型車両の製造者に決定

 川崎重工業は、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したと発表した。兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する。

 今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲し、『人と環境にやさしく、安全・快適な車両』をコンセプトに、さらなるサービス向上を目指している。新型機器として全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用したVVVFインバータ制御装置を搭載し、省エネを図るとともに主電動機を全密閉型にすることで騒音の軽減も図っている。また、客室照明等、すべての照明設備をLED化することにより、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)と比較し、約60%低減を実現する。

 客室では、身長に応じて吊手の高さを3段階(高・中・低)で設置し、座席から立ち上がるときの負担が軽減できるように縦手摺りを設けることで、高齢者にも利用しやすくなるよう配慮し、あわせて座席端部に大型袖仕切りを設置することで、安全かつ快適な乗り心地を実現する。また、扉上の車内案内表示器については、4か国語(日本語・英語・中国語・韓国語)による表記を充実させ、訪日外国人に配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上する。

6500系完成イメージ6500系完成イメージ