日本精工、北海道新幹線の新型車両に鉄道車両向け軸受が採用

北海道新幹線の新型車両H5系北海道新幹線の新型車両H5系 日本精工は、2016年春に営業運転を開始する北海道新幹線の新型車両H5系に同社の鉄道車両向け軸受が採用されると発表した。

 今回採用されるのは、以下の三製品。車軸用軸受には「油浴複列円筒ころ軸受」で、同品は高速回転に対応するため低発熱化を実現し、また、長距離走行に求められる長寿命化を実現した。主電動機用軸受には、安全性と軽量化に実績のある「セラミック溶射絶縁軸受」が採用され、電動機用軸受内の寿命減少の原因となる電食発生を防止し、信頼性向上に寄与している。駆動装置用軸受には、軟窒化処理によって耐衝撃性を高めた「高強度保持器」が採用され、大きな振動を受ける駆動装置用軸受の信頼性向上に寄与している。

 鉄道車両向け軸受は、鉄道の安全走行を確保する上で重要な保安部品で、高い信頼性が要求される。同社では、軸受メーカーとして唯一、1964年に新幹線0系の営業を開始して以来、すべての国内新幹線に軸受を提供してきたという。

日本精工「新型車両H5系に採用された鉄道車両向け軸受」新型車両H5系に採用された鉄道車両向け軸受