島津製作所、ボーイングの航空機向け機器3品目の納入を順次開始

島津製作所「APU Air Inlet Door Actuator」今回納入を開始した製品と同タイプのAPU Air Inlet Door Actuator 島津製作所は、航空機メーカーの米・ボーイング製の航空機に搭載される構成品で同社が受注していたボーイング737 MAX向け「APU Air Inlet Door Actuator (エーピーユー エア インレット ドア アクチュエータ)」、ボーイング777型機向け「APU Air Inlet Door Actuator」、ボーイング737 MAX向け「Ground Spoiler Control Module(グランド スポイラー コントロール モジュール)」の3品目の納入を順次開始する。

 「APU Air Inlet Door Actuator」は、APU(Auxiliary Power Unit(オグジュアリー パワー ユニット):補助動力装置)のガスタービンエンジンの駆動に必要となる新鮮な空気を機体内部へと取り入れるためのドアを開閉させる電動モータ駆動のアクチュエータ。同社は、これまで、ボーイング747/747-8/757/767/787向けの「APU Air Inlet Door Actuator」の製造も担当してきた。このような実績を評価されたことが今回の受注・納入に繋がったとしている。

 「Ground Spoiler Control Module」は、着陸時に接地した機体の速度を速やかに低減させて着陸距離を縮めるグランド・スポイラーシステムに組み込まれた油圧アクチュエータへの油圧供給を行うバルブ。同社が「Ground Spoiler Control Module」を生産するのは今回が初めてであり、グランド・スポイラーシステムに組み込まれる機器や部品をボーイング向けに供給するのも今回が初になるという。

 ボーイング737 MAXは2016年に初飛行が予定されており、2015年9月15日の時点で世界58の航空会社から2869機を受注している。島津製作所は、民間航空機向けの製品をグローバル戦略商品として位置づけており、今後さらなる売上高の拡大を目指す。