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日産自動車、ミャンマーで車両生産を開始

 日産自動車は、タンチョンモーターグループと共同で、同社初となるミャンマーでの車両生産を今年中に開始する。

 日産自動車は、まずタンチョングループの既存の施設に車両生産ラインを新設し、小型セダン「サニー」の生産を開始する。その後、新工場へ生産を移管する予定。新工場では約300名の従業員を雇用し、本格稼働時の生産能力は年間10000台となる予定。
 
 生産開始に向け、現在200名の従業員が、マレーシアのタンチョンの工場でトレーニングを受けている。日産とタンチョンは、既存のヤンゴンのオフィスとディーラーも含むビジネスネットワーク全体の拡充についても協力して取り組んでいく。

 日産自動車のミャンマーにおける事業拡大は、同社の新興市場におけるさらなる成長の一環であり、インド、ブラジル、ロシアおよびナイジェリアなどの国々での生産もその一部。同社は2013年にミャンマーで自動車販売を開始し、今年から生産を始めることになる。