空スペース、ロードバイクホイール用にADBベアリングを納入開始

 空スペースはオレンジソフトに、ADB(自律分散式転がり軸受)の供給を開始する。オレンジソフトでは9月から、ロードバイクなどスポーツサイクル向けハブベアリングとして、ADBの販売を開始する予定だ。

 ロードバイクなどスポーツサイクルのハブベアリングでは、接触式シールのほか、ボール同士の接触を防ぐ保持器などが抵抗の要因となっていた。

 これに対し空スペースが開発したADBでは、保持器を使用せずにボール同士を自律的に分散させることにより、転がり本来の軽い動作を実現した。さらに、グリースに替わるナノダイヤコートによる潤滑と、転動体へのセラミックボールの採用で、より一層の転がり抵抗を削減。これをオレンジソフトが高く評価したもの。

 空スペースは第一弾として、仏Mavic社のキシリウムなどのスポーツサイクル向けホイール用ハブベアリングとして使用されている、6901型(軸径12 mm)の供給を開始する。

 同社では今回の供給開始を皮切りに、回転機械の差別化アイテムとしてADBを評価中の顧客に対し、製品やライセンスでの提供を加速させていく考えだ。
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