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日本精工、藤沢工場桐原棟の増築で起工式を開催

 日本精工は8月2日に神奈川県藤沢市の藤沢工場桐原棟の増築の起工式を開催した。藤沢工場桐原棟は、風力発電向けをはじめとする環境に優しい製品の生産工場で、また、生産活動においても環境に配慮した工場として、本年4月に始まった神奈川県の企業立地支援事業「セレクト神奈川100」に認定されている。

 同社では、藤沢市内の神明地区と桐原地区で産業機械向けの高品質な軸受を生産しているが、今回、桐原の工場を増築し最新の生産施設を導入するとともに、風力発電機、鉄道車両、鉄鋼設備、建設機械、航空機、産業用ロボット向けなどの大形軸受の生産を拡充する。また、事業継続計画(BCP)の一環で、神明地区から一部設備の移転を行う。

 日本精工藤沢桐原約50億円を投じてのこれらの増築・設備増強により、生産性向上と製品の安定供給を図る。増築は2017年夏に完成する予定で、増築後の敷地面積は15,000㎡から約30,000㎡に拡張される。