安川電機、インダストリー4.0実証の次世代生産工場を新設

 安川電機は、埼玉県入間市のモーションコントロール事業部の入間事業所内に、IoTやAI(人工知能)を活用した最新の次世代生産工場「ソリューションファクトリー」を新設する。

 1964年に開設した同事業所内のモーションコントロール工場は、各種のサーボモータ・サーボアンプ、コントローラの開発・生産を行っており、モーションコントロール事業のグローバル展開におけるマザー工場として、世界トップクラスのレベルを誇っているという。今回新設する「ソリューションファクトリー」は、最新の自動化技術・設備、そして同社が持つ技術・製品を結集し、主力機種であるΣ–7シリーズの今後の需要増に伴う増産対応と同社が定めるインダストリー4.0のコンセプトの実証を進める。

 「ソリューションファクトリー」においては、同社のインダストリー4.0のコンセプト実証の取り組みとして、「生産」と「製品」の二つの側面から先進的なものづくりを実証していく。

 「生産」においては、自社工場の生産性と品質を限りなく追求し、自社の多様なFA機器(サーボ、インバータ、ロボット)をインターネットに接続して制御するIoT技術やAI(人工知能)などの技術を活用した部品調達の自動化や生産ラインのチョコ停発生時の自動復旧などを実現させる。

 「製品」においては、製造装置の進化に応える様々な新製品を開発し提供していくだけではなく、同社の生産モデルラインの構成要素を部分的に切り出し自動化技術を顧客に提案するなど、製品と生産モデルの提供によりさらなる受注拡大につなげていく。