不二越、小型スカイビング複合加工機を市場投入

 不二越( http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/ )は、小径歯車加工をターゲットに、ギヤスカイビング(歯切り)、旋削、穴あけ加工の三つの工程を1台に集約し、コンパクトな設置スペースで、高精度・高能率・フレキシブルな生産を可能にするスカイビング複合加工機「GMS200」を4月から市場投入している。自動車や産業機械など製造現場における加工ワークの多様化、多品種変量生産への柔軟な対応や、製造工程の集約、自動化・無人化へのニーズの高まりに対応する。

180501不二越: 小型スカイビング複合加工機「GMS200」180501不二越: 小型スカイビング複合加工機「GMS200」

 同品の特徴は以下のとおり。

(1) 高剛性ガイド、高トルクスピンドルの採用により、高能率・高精度な歯車スカイビング加工を実現。従来の歯車シェーパー加工と比較し、加工時間を大幅に短縮しながら、歯車精度はJIS N6級(旧JIS2級相当)以上を確保するほか、クラウニングなどの歯形・歯すじコントロールにも対応する

(2)内歯車・外歯車・はすば歯車・サイクロイド歯車・スプラインのスカイビング加工に加え、旋削、穴あけの複合加工を1台に集約。ワーク搬送・段取替えを減らし、スマートな生産ラインを実現する

(3)歯切り加工機、旋盤、穴加工機をそれぞれ設置する場合と比較して、設置スペースを70%削減。生産現場のレイアウト自由度を向上できる

(4)本体高さを1680mmに抑え、ワークの取付高さを1170㎜、前面扉を天井開放型としたことで、ワーク脱着の作業性を向上。対話型の操作画面でプログラム作成を容易にする

(5)最適な冶具を取り揃え、軸物加工や、ハードスカイビング加工にも対応。バリ取り機能や、ワークハンドリング用ロボットなど、豊富なオプションを準備

 仕様は、最大ワーク外径: Ø220mm、最大モジュール:m3.0、自動工具交換装置:工具収納本数6本、機械サイズ:幅2500 ×奥行3000 ×高さ1680mm。