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アマダがトータル支援システムを構築

 アマダ( http://www.amada.co.jp )は、トータル稼働支援システムを構築し、顧客の稼働損失を最小限にする安心稼働支援サービスを強化する。この支援システムは直接サービスを担当するエンジニアへのITツールの提供。顧客、サービス情報を一元管理するメンテナンスデータベースの整備。保守部品の効率的な提供を可能にするパーツセンター設立で構成されている。

 国内300人のサービスエンジニアが専門的スキルで高度な顧客サービスを提供するため、新たにITサービスカーを配備。WEB サイバーセンターで顧客からのサポート110番情報を一元的に受付処理、そのサービス対応に最適なサービスエンジニアを選出、出動指令を出す。情報を受け取ったサービスエンジニアはネットワーク化された顧客工場の機械の遠隔監視装置での原因確認やトラブルに必要な部品手配、配送状況の確認、ナレッジデータベースからのエキスパートサービス情報入手など、現場からでもIT サービスカー内で迅速に対応することができる。

 また、顧客消耗品履歴、保守対応履歴、点検報告書などの顧客メンテナンス支援データも受け取れ、さらに遠隔診断システムは本社専門サービス要員による障害分析、現地サービスエンジニア支援以外に顧客の自己診断を支援することができる。点検手順表示や消耗品残量の表示など、事前に交換部品、消耗品を知らせるビフォアサービスで、顧客工場の稼働損失を最小限に抑えることができるという。