東芝、ブラジル開閉装置事業会社を買収

 東芝( http://www.toshiba.co.jp )はブラジルの大手建設会社であるコンストルサォン・エ・コメルスィオ・カマルゴ・コヘア社(CCCC)との間で同社の子会社で気中絶縁開閉装置(AIS:Air Insulated Switchgear)に関する製造、販売、エンジニアリングを行うカマルゴ・コヘア・エキパメントス・エ・スィステーマス社(CCES)の買収に関する契約を締結、12月1日(ブラジル時間)に株式取得に関する手続きを完了した。これにより同社を100%子会社化、社名を「東芝電力流通システムブラジル社に変更した。

 CCES社は、ブラジル国内を中心にAIS機器の製造、販売を展開するとともに、送変電プロジェクトの土木・据付工事まで一括して請負う高いエンジニアリング能力を有する企業。今回、東芝はCCES社を買収することで、今後の電力設備需要の増大が見込まれるブラジルでAIS事業に本格的に参入する。

 現在、世界ではAISを使った変電所が主流となっており、2010年の市場規模は約2.6兆円と見込まれ、年7%で市場伸長が期待されている。特に近年、BRICsなどの新興国では、電力需要の増大により発電所・変電所の建設需要の拡大が続いている。

 東芝では、東芝電力流通システムブラジル社を通して、変圧器事業の既存法人である東芝電力流通機器ブラジル社と、変圧器、開閉装置を組み合わせた事業展開によりシナジー効果を発揮することで、変電所ビジネスの強化を図り、グローバル市場における電力流通事業の拡大につなげていく考え。