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クボタと住友商事、合弁販社設立でインド農業機械市場に参入

 クボタ( http://www.kubota.co.jp )と住友商事( http://www.sumitomocorp.co.jp )は、世界最大のトラクタ市場であるインドのタミル・ナードウ州チェンナイ市郊外に、トラクタ・コンバイン・田植機等の販売を行う現地合弁会社「クボタ農業機械インド」を設立する。日本の農業機械メーカーとして初のインド市場進出となるクボタが国内で培った稲作用農業機械の技術・ノウハウと、住友商事の豊富な事業経験を融合させることで、インドにおけるクボタブランドを早急に確立する狙い。

 インドは高い経済成長を背景に、大規模な水田市場を抱える南部地域を中心に農業の機械化に対するニーズが高まっている。トラクタ市場は年間30万台(2007年)で、50馬力以下が全体の9割近くを占めており、今後も需要の増加が見込まれまる。

 また、コンバイン市場は6万台(稼動台数)で、インド国産のコンバインが主流となっているが、操作性などの面でユーザーの不満が高まってきている。

 さらに、田植機は100%手植えのため現状では普及していないが、工業化に伴う農家の人手不足などにより、今後は機械化の進展が見込まれている。

 インドの水田面積は4,400万haと日本の約26倍以上あり、大きな需要が見込まれている。合弁会社では主に南部地域で、軽量・コンパクト・耐水性で優位にあるトラクタ・コンバイン・田植機の販売を開始、クボタの製品力、ソリューション力を活用して、将来的には全国展開を行う計画。2013年の売上高として約200億円を見込んでいる。