日本工作機器工業会、新年賀詞交歓会を開催 次世代に向けビジネスの種まきを!

 直動転がり案内など位置決め機構やカップリング(継手)などのメーカーからなる日本工作機器工業会(会長:寺町彰博・THK社長)は1月14日、東京・芝公園の芝パークホテルで「平成21年新年賀詞交歓会」を開催した。

 当日はまず寺町会長が、「我々の顧客とする工作機械や半導体・液晶製造装置、自動車などの業況を受けて、我々の扱う工作機器もまた業績の落ち込みは避けられないだろう。先ごろ『地球が静止する日』という映画が封切られたが、現在はそれどころか地球が逆回転している状態。政府当局には引き続き支援をお願いしながら、耐えるべきところは耐え、共通課題は業界が協力し合って解決していくことで、少しずつ地球が正常な東回りの状態に戻るよう努めたい。現在はハイブリッド自動車や電気自動車など新しい産業の創出に向け変化が加速している。これは我々にとって大きなチャンス。次世代に向けた開発・マーケット形成の種まきを大いにしていこう」と会員各社を鼓舞した。

 続いて来賓の挨拶に立った経済産業省製造産業局産業機械課課長の米村 猛氏が「現在の不況はものづくりに起因したものでなく金融破綻によるもの。ものづくりは日本の才能であり、ものづくりによってのみ、経済を維持・発展させることができる。ものづくりに携わる方々には誇りを持って不断の努力をお願いしたい」と述べた。

 さらに副会長の寺坂哲之・帝国チャック社長による「この時期だからこそできること、将来の発展につながることを大いにやって、務めて明るく取り組んでほしい」との乾杯の挨拶で懇親に移った。