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ヤマザキマザック、パイプ、形鋼を自動搬送する2・3次元レーザ加工機

 ヤマザキマザックオプト二クス( http://www.mazak.jp/ 、ヤマザキマザックのグループ会社)は長尺パイプや形鋼を自動搬送する装置を搭載した2次元/3次元レーザ加工機、SPACE GEAR U-44+Auto Robofeeder(スペースギアU44オートロボフィーダ)を発表した。

 長尺パイプ・形鋼を加工箇所へプログラム指令で自動供給し、連続的にレーザ切断を行なうことで、3D形状においても高品質に加工。製作リードタイムは従来機と比較し大幅に削減した。平板加工、開先加工、立体成形物への切断加工からパイプ・形鋼のレーザ加工まで1台で自在に対応する。また、当レーザシステムは省スペース設計を行ない、設置面積が少ない顧客も、導入できる。

 同品の主な特徴は以下のとおり。
1)平板加工能力は2次元レーザ加工機と同等
平板板金の仕事を確保しつつ、開先加工の仕事やパイプ・形鋼の加工へ移ることが可能。
2)3次元ヘッドによる複雑形状加工が可能
3次元レーザヘッドは、パイプや形鋼への丸穴加工や直線加工、斜め加工や開先加工などに対応、長短様々な形状で部品を加工することが可能である。
3)従来のRobofeeder がさらに使い易く進化
長尺パイプや形鋼の搬送、チャッキングはプログラム指令によって自動化、生産性が向上。
4)省スペース・安全性
レーザ加工機本体の設置スペースが3,850×3,065mmとコンパクトであり、Auto Robofeederを装着した場合でも省スペースを保持する事が可能である。
5)マザックFG CADCAM により簡単かつ迅速にプログラム作成が可能。パイプや形鋼の斜め加工や自由曲線形状加工など、複雑な形状の切断に関しても、同社が開発したパイプ・形鋼用ソフトウエア「FG CADCAM」によって、切断形状の作成から、プログラム出力まで簡単、で迅速にプログラミングする事が可能。