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トヨタ自動車、トヨタホーム、アイシン精機、自動で日射を制御する電動防犯ブラインドシャッターを開発

toyota トヨタ自動車( http://www.tyota.co.jp )とトヨタホーム、アイシン精機の3社は共同で、自動で日射を制御する電動防犯ブラインドシャッター「日射制御エアリーガード」を開発した。鉄骨軸組工法住宅「エスパシオシリーズ」に、10月末から採用する。自動の日射制御機能を持った電動防犯ブラインドシャッターの商品化は国内では初めて。

 開発した「日射制御エアリーガード」は本体内にマイコンを内蔵、カレンダー、地域、エアリーガードの設置方向(東西南北・16方位)、時間の情報を入力することで太陽の位置を計算し、ブラインドの角度を自動で切り替える。更に春季や秋季には、太陽の位置に加え室温を感知し、ブラインドの角度を調整する。夏季は、日没後自動で「防犯+通風モード」になり、上部3枚のブラインドを開くことで防犯効果を得ながら外部の空気を取り入れる。また、タイマー機能も備えており、タイマーによる自動開閉も可能で、朝から夜まで、利便性と快適性を提供できる。1年を通じ自然エネルギーを有効に活用することで、省エネ効果による環境負荷低減を実現している。「日射制御エアリーガード」の活用シーンと概要は以下のとおり。


  1. リビング(LDK)での活用
     夏季は日差しを遮りつつ閉め過ぎず自然の明かりを得ながら、窓から風を取り込むことによって室温上昇を抑え、冷房の稼働時間を低減する。冬季は室内に太陽熱を取り込むよう、ブラインドを開けて直射日光を室内に入れる。春季や秋季は温度センサーが機能し、室温23℃以上の暑い日は日差しを遮へい、室温23℃以下の寒い日は日差しを取り込む。
  2. 寝室での活用
     タイマーを設定することで、顧客の起床時刻に合わせてブラインドが開き、朝日を取り込み、目覚めることができる。夏季は日没後に自動で上部3枚のブラインドを開き、外部の空気を取り入れながらも外部からの侵入を防ぐ「防犯+通風モード」になり、不在時等でも閉め忘れがなく確実に防犯効果を得ながら、寝室内を涼しく保つことができる。