デンソーウェーブ、産業用小型ロボットの累計生産台数が6万台に到達

 デンソーウェーブ( http://www.denso-wave.com )は、産業用小型ロボットの累計生産台数が6万台に達したと発表した。1970年4月に「デンソーロボット」の実用機第1号を製作して以来、累計生産1万台到達までには約27年を要したが、その後、ロボットの機能向上で活用の場面が増えたことにより市場へ急速に普及し、景気後退による需要減はあったものの、5万台から6万台までは約2年で到達した。

 デンソーでは、1967年に産業用小型ロボットの開発に着手し、1970年に実用機の第1号として、アルミダイカスト鋳造作業ロボットを製作し、本社工場に導入した。その後も、小型ロボット開発を推進し、1985年の本格的な社内導入開始以降、自動車部品組立ラインでの生産合理化のために、積極的に小型ロボットの導入を進め、現在までに合計1万6千台に上る使用実績を上げた。

 このようにデンソー社内における小型ロボットの豊富な開発・生産・使用実績を背景に、1991年から他社への販売を開始した。自動車部品、電機、精密機械等をはじめとする幅広い業種において小物部品の組立ロボットとして、コンパクトさに加え、高速、高精度、高剛性などの点が広くユーザから評価され、販売台数を伸ばしてきた。2001年10月には、小型ロボットを担当するFA(ファクトリー・オートメーション)などの産業機器事業部門をデンソーウェーブとして分離・独立し、国内、海外で一般市場への販売をさらに強化している。