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nano tech2010を開催

nano tech2010 nano tech実行委員会は、2月17日から19日の三日間、東京・有明の東京ビッグサイトで「nano tech2010 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」を開催した。

 今回9回目となる同展は、出展国19ヶ国・地域654企業・団体803小間で開催。そのうち海外出展社は192企業団体196小間。今回は昨年に加え、エストニア、オーストリア、ロシアを出展参加国として迎え、さらに国際色豊かな展示会となった。また、新企画として海外研究者によるポスターセッションコーナーを特設し、同時開催の他5展と併せて世界各国から42,381人の来場者を集めた。

nano tech2010会場の模様 今年は、昨年に引き続き、環境ナノテクに注目し、同時開催6展共通テーマ「Green Nanotechnology 10のマイナス9乗がつくる環境力」を設置した。現在注目されている環境負荷低減技術の多くにナノテクノロジーが駆使されており、材料から加工技術、計測機器など多岐に渡るなか、必然的に環境分野への来場者の関心も年々高くなっている。また、同テーマに沿って、自動車関連の次世代二次電池、LED照明、注目のスマート・グリッドに関連した新エネルギー技術、また微粒子や膜を使っての土壌・水質浄化などを筆頭に、136企業・団体が環境問題解決に向けた技術・製品を出展した。