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JAXAら、月探査ナショナルミーティングを開催

「月探査に関する懇談会」(座長:白井克彦 早稲田大学総長)では、2020年頃の実現を目指す高度なロボットによる無人の月探査と、その次の段階として、人とロボットの連携による月探査を検討しているが、内閣官房、文部科学省、宇宙航空研究開発機構(JAXA)では同懇談会の考えや月に関する最新の情報などを紹介するとともに、日本らしい月探査とは何か、参加者と意見交換を行い、得られた意見を今後の月探査の進め方に関する方針に活かしていくことを目的とした「月探査ナショナルミーティング」を4月3日、東京・有楽町の有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)で開催する。

 当日は、下記の通り講演が行われるほか、日本の将来の月探査のみならず宇宙活動の担い手の中心となる学生や、月探査や有人宇宙活動に興味がある多くの参加者が活発な議論を行う予定。

第1部講演
「日本の月探査の現状」加藤 學氏(JAXA月・惑星探査プログラムグループ研究開発室理学研究グループ)

「米国の宇宙探査と日本への期待」アメリカ航空宇宙局(NASA)

「月探査に関する懇談会における月探査シナリオ」白井克彦氏(月探査に関する懇談会座長)

第2部討論
「日本らしい月探査への夢と希望を皆で語ろう」パネリスト、学生、一般参加者との討論
<前原宇宙開発担当大臣参加予定>「ロボットによる月探査及び、有人を想定した
月探査の基本的方針案」のシナリオ案

第3部対談
「月探査への期待」若田光一氏(JAXA宇宙飛行士)/山根一眞氏(ノンフィクション作家)/海部宣男氏(前国立天文台長)