デンソーウェーブ、世界最速・最小幅・初の配線内蔵を実現した産業用小型垂直多関節ロボット開発

2010年5月30日(日曜日)
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　デンソーウェーブ（ http://www.denso-wave.com ）は、ハイスピード、コンパクトと使いやすさを追求した産業用小型ロボット「新型VSシリーズ」を2010年11月より発売する。価格は198万円からで、年間販売台数は5,000台を見込んでいる。

　同シリーズは、アーム長500mm～875mm（可搬重量4～7kg）の4モデルがある。、同クラスの産業用小型ロボットとして、世界最速・最小幅、初の配線内蔵（同社調べ）など、世界の市場で必要とされる性能や機能を持った世界戦略機。

　同シリーズの特徴は以下のとおり。


  1. 世界最速のハイスピード
    アーム設計の最適化により剛性を損なうことなく軽量化を実施、合わせてアームを動作させるモータの性能向上を図り、世界最速を実現

  2. 世界最小幅のアーム
    モータの小型化、部品レイアウト、アーム形状の最適化により、世界最小幅を実現
    またアームのスリム化により、アーム動作による干渉領域を減らし、設備のコンパクト化に貢献

  3. 世界初、配線内蔵による信頼性、使いやすさの向上
    アーム関節部の配線をコンパクトにする新技術の採用により、電源・信号・高速通信配線をアーム先端部（フランジ部）まで内蔵。

  4. 動作範囲の拡大
    アーム形状の最適化により、デッドスペースを減らし、動作範囲を拡大

  5. 更なるパワーアップ
    可搬質量7kgを実現

  6. 豊富なバリエーション
    標準仕様以外にも以下のような各種仕様を取り揃え、様々な工程や用途に対応。据付方法として床置き、天吊りの他に、新たに壁掛けに対応。