安川電機と鹿島建設、双腕形ロボットを活用した自動開梱システムを開発

安川電機「自動開梱システム」 安川電機( http://www.yaskawa.co.jp )と鹿島建設( http://www.kajima.co.jp/ )は、医薬品工場や食品工場において、原料の段ボールや紙袋などの梱包を開封するロボットシステム(自動開梱システム)を開発した。

 同システムは、ダンボールおよび紙袋で提供される原材料の開梱作業を自動で行う。あらかじめ原材料のデータを複数登録しておくことで、異なる外形の荷姿にも対応が可能。安川電機が開発した双腕形ロボット「MOTOMAN-SDA20D(可搬重量:片腕20kg)」を中心として、ロボットへの原材料の供給、開梱した原材料の搬送および剥離した外装の回収を行うコンベヤ群から構成される。

 ロボットは人間の腕にあたる「ロボットアーム」、人間の手にあたる「ハンド」、複数のツール(道具)とを用いて、対象物の位置決め、カッターナイフによる外装切断、原材料の取り出し、外装の解体・回収等を行う。作業対象物の位置を認識したり、動作の完了を確認するための各種センサーを備えており、作業ミスの防止機能、リトライ機能を搭載している。

 現在、安川電機と鹿島建設は、開梱作業以外の自動化が望まれる工程への適用を目指し、研究を継続している。また、無菌エリアのように人が進入することで品質維持が難しくなる、または高活性エリアのように人に害のあるエリアなどにおいてロボットを適用することで、製品品質の向上、安全性の向上を実現する技術についても開発を進めており、新規プロジェクトにおいて順次適用していく予定。