第4回「ものづくり日本大賞」を決定

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 政府はこのほど、第4回「ものづくり日本大賞」を決定、受賞者を発表した。同賞は 製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より隔年開催しており、今回で4回目を迎える。

 内閣総理大臣賞(経済産業省関係)、経済産業大臣賞の受賞者は以下のとおり。

内閣総理大臣賞

「劣質製鉄ダストを原料として鉄鋼生産を行うリサイクルプロセスの開発」茨城 哲治 氏(新日本製鐵)
「電子部品を内蔵した基板を1回のプレスで完結させる製造プロセスの開発」清水 元規 氏(デンソー)
「世界の常識を覆した<プロテオグリカン>製造方法の開発」工藤 義昭 氏(バイオマテックジャパン)
「大型液晶パネル量産を可能としたマルチレンズ・アレー方式露光装置の開発」松浦 敏男 氏(ニコン)
「レアメタルを画期的に削減した次世代ステンレスの開発」秦野 正治 氏(新日鐵住金ステンレス)
「超極細生糸を使用した世界一薄い絹織物の開発」齋藤 泰行 氏(齋栄織物)
「有田焼の伝統技術を応用した高輝度発光蓄光による製品開発」岩本 泰典 氏(コドモエナジー)

経済産業大臣賞

製造・生産プロセス部門
「高品質の極厚鋼板を連続鋳造で製造する技術の開発」太田 晃三 氏(住友金属工業)
「世界初のプラスチック製光学デバイス製造技術の開発」魚津 吉弘 氏(三菱レイヨン)
「高性能かつ低価格ダイヤモンドソーワイヤの開発」井上 誠 氏(中村超硬)
「パソコン上で生産ラインのカイゼン活動を行う世界初のシステム開発」中村 昌弘 氏(レクサー・リサーチ)

製品・技術開発部門
「電子機器トラブルを発生させない亜鉛めっきの開発」水野 永喜 氏(サンビックス)
「超未熟児の命を守る人工呼吸器の開発」新田 一福 氏(メトラン)
「超高層建造物を実現する、耐震安全性に優れた円形鋼管の開発」山口 徹雄 氏(神戸製鋼所)
「使いやすさを極めた自動車用高機能鋼板の開発」杉本 芳春 氏(JFEスチール)
「紫外線発光ダイオード(UVLED)の開発および事業化」木村 真大 氏(ナイトライド・セミコンダクター)
「フルカラー表現を世界で初めて実現した先染めジャカード織りタオル」藤高 豊文 氏(藤高)
「世界最高速の半導体・電子部品向け性能試験装置の開発」原 佳明 氏(上野精機)

伝統技術の応用部門
「染色技術を応用してカーボンナノチューブをコーティングした新しい繊維の開発」蜂矢 雅明 氏(茶久染色)
海外展開部門
「サウジアラビアにおける紙おむつ・生理用品の製造技術移転およびものづくりマネジメントの推進」石川 泰幸 氏(ユニ・チャーム)
青尐年支援部門
「職人ではなく世界に飛躍することが出来るクリエ-ターを育てる新しいタイプの専門学校の運営」特定非営利活動法人博多織技能開発養成学校