三菱電機、ワイヤ放電加工機の新シリーズ

三菱電機「MVシリーズ」 三菱電機( http://www.mitsubishielectric.co.jp )は、ワイヤ放電加工機の新シリーズとして、高精度金型加工から部品加工までの幅広い用途に適応する「MVシリーズ」を2012年3月1日に発売する。世界市場に向け、日本(名古屋)・中国(大連)の両拠点で生産する。

 主な特徴は以下のとおり。

  1. 電力使用量と消耗品使用量削減によりランニングコストを最大42%削減
    ・同社製高効率サーボアンプと磁束を効率よく使用できるシャフトリニアモーターの採用、省電力モードの搭載により電力消費量を最大69%削減
    ・電力使用量に加えワイヤ・ろ過フィルター・イオン交換樹脂など消耗品使用量の削減により、ランニングコストを最大42%削減
  2. ワイヤ電極線の「自動結線装置」の改良による作業効率の向上
    ・「自動結線装置」の改良により、カール率310%までのワイヤを電極線に使用可能
    ・加工時にワイヤ電極線が断線した場合、断線した位置から自動結線する範囲を加工板厚100mmに拡大
  3. 金型・部品加工の生産性・精度向上
    ・加工定盤と鋳物を絶縁することにより加工面あらさを改善
    ・流体解析シミュレーションによるワイヤガイド構造の最適化、加工液供給の効率化によるスラッジ除去の促進で、加工速度を向上
    ・これらにより、従来より1回少ない3回加工で3.5μmRzの高速仕上加工を実現
    ・加工定盤全体に焼入れを施すことで劣化を抑え、高精度加工に寄与