産総研など、運動・変形する物体表面の形状を高速・高精度・高密度に計測する手法を開発

産業技術総合研究所( http://www.aist.go.jp )知能システム研究部門 サービスロボティクス研究グループ・佐川立昌研究員は、鹿児島大学・川崎洋教授、広島市立大学・古川亮准教授、青木広宙特任准教授と共同で、運動・変形する物体表面の形状を高速・高精度・高密度に計測する手法を開発した。

 この技術は、波線からなる格子パターン光を物体に投影し、カメラで撮影することで、撮像された瞬間の物体表面の3次元形状を計測可能とするものである。さらに、高速度カメラを使えば、非常に速く運動・変形する物体の計測もできる。従来の技術ではなしえなかった、高速・精密な形状計測を同時に実現することで、運動する人体の観測による人間の運動解析や医療への応用、柔軟に変形する衣服のモデリング、また、衝突による構造物の変形のような高速な事象における材料・構造物の解析などへの利用が期待される。

波線格子パターンの投影による動作の計測(上段:入力画像/下段:形状計測結果)波線格子パターンの投影による動作の計測(上段:入力画像/下段:形状計測結果)