テルモの子会社がコスタリカにステントなど生産する新工場

 テルモの脳血管治療用医療機器の専門子会社であるマイクロベンション社(MicroVention, Inc. 本社:米国カリフォルニア州)は、コスタリカに新工場を開業した。

 マイクロベンション社は、脳動脈瘤のカテーテル治療(血管内手術)で使用するコイルなどの医療機器の開発から販売までを手掛けている。脳血管治療用医療機器の市場は、世界で約1400億円(テルモ調べ)とされており、その半分にあたるコイル市場では、マイクロベンション社はリーディングカンパニーの1社だという。この脳血管のカテーテル治療法がグローバルで普及するなか、従来のカリフォルニアの工場に加え、コスタリカに生産拠点を新設し、世界の需要に対応する。コスタリカ工場では、主に脳血管治療用コイル、ステントなどを生産し、グローバルに供給する。

 テルモでは現在、「世界で存在感のある企業」を目指すという長期目標を掲げており、その実現に向けた重点施策の一つとしてカテーテル製品をはじめとした低侵襲治療領域製品のパイプラインを強化している。脳血管治療用医療機器の生産拡大もその一環であるという。

マイクロベンション社 コスタリカ工場