三菱重工業、舶用機械・エンジン部門を事業会社化

 三菱重工業は10月1日付で、舶用機械・エンジンの事業会社を発足させる方針を決定した。これまで以上に俊敏で強靭な事業体制を構築することによってグローバル展開を加速し、同社ブランド製品の世界シェアアップを図る。

 新事業会社は、本社(長崎)と、長崎、神戸、東京の三つの事業拠点で構成し、舶用機械および舶用エンジンの開発・設計・販売からアフターサービス、ライセンス業務までを手掛ける。なお、調達と製造は、三菱重およびパートナー企業が引き続き実施する。

 また、国内での展開に加え、韓国・中国などを中心に海外企業へのライセンス供与と合弁会社の立ち上げを積極的に推進し、顧客・市場に密着したスピード経営を実現して、グローバル競合他社との競争に勝ち抜いていく考え。

 新事業会社は、三菱重100%出資のMHIディーゼルサービスエンジニアリング株式会社(兵庫県神戸市)を承継会社として事業を吸収分割して発足させる。MHIディーゼルサービスエンジニアリングは1977年設立の原動機ディーゼル事業のサービス会社だが、今回の事業吸収分割を機に、本社を長崎に移すとともに社名も変更し、新たな事業会社の陣容を整える。