テルモ、一時的な血管閉塞に用いるオクルージョン・バルーン・カテーテル

 テルモは、血管内治療において、一時的な血管閉塞に用いるオクルージョン・バルーン・カテーテル「セプターC」の販売を開始した。2015年度に同品で2億円の売上を目指す。

 同品は、拡張時のバルーン安定性を高めるとともにガイドワイヤーの操作を容易にした。また、バルーン表面を含めて親水性コーティングを処理することで、屈曲した末梢血管への到達性を向上させた。

 脳血管疾患の治療方法として、患者の身体への負担が少ないカテーテルを用いた血管内治療が世界的に拡大しているという。オクルージョン・バルーン・カテーテルは、脳動脈瘤(血管にできるこぶ)にコイルを詰める脳動脈瘤塞栓術において、治療中に瘤が破裂するリスクに備え、一時的な止血のために、治療部位よりも上流の血管に待機させる目的で使用される。その他にも、動静脈奇形の治療における一時的な血流の遮断など、治療の安全性と確実性を高めるデバイスとして広く使われる。

テルモ「セプターC」