日本精工、大規模施設の空調設備向けにDLC被覆の円筒ころ軸受

日本精工「高効率ターボ冷凍機用内輪DLC皮膜円筒ころ軸受」 日本精工は、オフィスビルや工場などの大規模施設の空調設備向けに「高効率ターボ冷凍機用内輪DLC皮膜円筒ころ軸受」を開発した。同品で2018年に2億円の売上を目指す。

同品は、高速回転でも充分な耐はく離性を有する転がり軸受専用DLC被膜と軸受内部設計の最適化により、高速・軽荷重かつ劣悪な潤滑環境やすべりが大きい使用条件などの厳しい運転下においても、すべりに起因する異常摩耗の抑制を可能にし、優れた耐久性を有している。また、軸受内部設計の見直しにより摩擦損失を低減することで、許容回転数をカタログ品の2倍まで向上し、圧縮機の高速回転に対応する。

 従来の組合せアンギュラ玉軸受を単列円筒ころ軸受に置き換えることで、軸受列数を削減でき、高信頼性を維持しながら軸受を小型化できる。

 同社では、2000年よりターボ冷凍機(圧縮機)用転がり軸受としてアンギュラ玉軸受を市場投入し、従来の滑り軸受をアンギュラ玉軸受に置き換えることで、効率向上(省エネ)を行っている。今回、新たに同品をラインナップに加え、信頼性の向上とともに摩擦損失の低減、省スペース・省資源を実現する商品として拡販を図る。