住友商事、欧州における自動車用鍛造部品事業への共同出資に基本合意

 住友商事と武蔵精密工業は、武蔵精密工業が全株式を保有しているドイツの大手自動車部品メーカーHay Holding GmbH(ハイ・ホールディング)の株式を住友商事が25パーセント取得することで基本合意した。

 ハイ・ホールディングは、欧州を中心に9拠点を展開し、主要完成車メーカーおよびサプライヤーと強固な取引関係を持つ欧州最大手の鍛造・機械加工メーカー。また、同社は、トランスミッションギアなどのパワートレイン関連部品の高速熱間鍛造による価格競争力に強みを持ち、安定的な成長が続く欧州の自動車市場のみならず、中国市場での需要増を捉えることで、今後大きな成長が見込まれる。

 武蔵精密工業は、四輪車・二輪車メーカー向けにエンジン、ギア関連および足回りなどの部品製造、販売を行っており、11カ国21拠点にてグローバルに生産を展開している。

 住友商事は、自動車関連事業をコア事業の一つに位置付けており、完成車の流通・販売や四輪車・二輪車に使用される鋼材販売事業に加え、自動車関連金融事業などにも取り組んでいる。また、これまで顧客であった日系完成車メーカー・部品メーカーとの協業による完成車・部品製造事業への進出を推進している。こうした取り組みを通じて顧客の課題解決に寄与することで、パートナーシップを強化する狙い。