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椿本チエイン、独自開発のジップチェーンを駆動部に採用した直線作動機

椿本チエイン「つばきジップチェーンアクチュエータ」 椿本チエイン( http://www.tsubakimoto.jp )は、独自開発のジップチェーンを駆動部に採用した直線作動機「つばきジップチェーンアクチュエータ」を開発、販売を開始した。

 ジップチェーンとは、2本のチェーンがジッパーのように噛み合い、1本の強固な柱状になり「押し・引き」ができる同社独自開発のチェーン。同社では、このジップチェーンを採用した「つばきジップチェーンリフタ」を2008年6月に発売開始。高速・高頻度運転による生産性向上と省エネルギーの両立を実現した昇降装置として、自動車工場の組立ラインをはじめ、様々な分野で採用されている。

 今回の開発品は、このジップチェーンを使った直線作動機として商品化したもの。噛み合ったチェーンは柱状になり、押し引きするとともに、噛み外れたチェーンは樹脂製ケースにコンパクトに収納できるため、従来の直線作動機に比べ、1/4~1/5のサイズと省スペースで設置できる。また、高速・高頻度運転、多点停止、多段位置決めなど位置制御が容易で、消費電力は油圧式直線作動機の30分の1以下と省エネルギー化を実現した。