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トヨタ、実走行燃費向上のサポート機能を新開発、新型プリウスに搭載

 トヨタ自動車( http://www.toyota.co.jp )は、クルマの実走行燃費向上に寄与するエコドライブサポート機能「エコドライブモニター」を新開発、5月中旬に発売予定の新型プリウスに搭載する。

 トヨタでは、進化したハイブリッドシステムの搭載やエネルギー効率向上をはじめ車両側での様々な燃費向上への取り組みを進めているが、新開発のエコドライブサポート機能は、ドライバーが楽しみながらさらなる燃費向上に寄与する運転を実践できるよう開発されたもの。

 センターメーター内に配置した「エコドライブモニター」に、アクセル開度からブレーキ操作によるエネルギー回生状態までを示す「ハイブリッドシステムインジケーター」をはじめ、表示を切り替えることで、直近燃費のチェックが可能な「1分間・5分間燃費」、エンジンスタートからストップまでの最高燃費および過去5回の平均燃費を示す「燃費履歴」、「エネルギーモニター」をリアルタイムに表示する。

 なかでも、「ハイブリッドシステムインジケーター」は、エネルギーの回生状態を示す「チャージエリア」、燃費に良い走行状態を示し「エコドライブインジケーターランプ」が点灯する「エコエリア」、さらに「パワーエリア」で構成され、ドライバーはこの表示を確認しながら「チャージエリア」により近づくよう意識した運転を行うことでEV走行が多くなり、実走行燃費が向上する。

 また、ハイグレードHDDナビゲーション装着車には、「エコドライブインジケーターランプ」の点灯(「エコエリア」走行)持続度に応じてメーターが10 秒毎に増減する「エコレベルメーター」や、その持続レベルを文字情報で表示するなど、継続的なエコドライブに対する意識向上をサポート。さらに、ドライビング結果に基づくワンポイントアドバイスや、より効果的なエコドライブの実践に向けた豆知識等を表示する機能もあわせて設定している。