日機連、優秀省エネ機器を発表 経産大臣賞に椿本チエイン

椿本チエイン「ジップチェーンリフタ」 日本機械工業連合会( http://www.jmf.or.jp )は、省エネルギー効果の著しい産業用機器を表彰する制度「平成21年度(第30回)優秀省エネルギー機器」を決定した。本年度は幅広い分野にわたり47件の応募があり、椿本チエインから申請のあった「噛み合いチェーン式高速昇降機(ジップチェーンリフタ)」が経済産業大臣賞に選定さた。

 応募のあった機器につき、同連合会内に設置した優秀省エネルギー機器審査特別委員会(委員長・中島尚正 東京大学名誉教授)および幹事会(幹事長・松野建一 財団法人先端加工機械技術振興協会専務理事 日本工業大学教授・工業技術博物館長)において、慎重な審議を重ね、このたび以下のとおり表彰機器として14件を選定した。

 今回は、椿本チエインから申請のあった「噛み合いチェーン式高速昇降機(ジップチェーンリフタ)」が経済産業大臣賞に選定された。この機器は省エネルギー効果が顕著であり、また独創性および経済性において優れ、審査特別委員会委員全員が一致して経済産業大臣賞の申請に賛意を示した。

 また、資源エネルギー庁長官賞は荏原冷熱システム、荏原製作所から申請があった「高速ギアレス圧縮機搭載2重冷凍サイクル型ターボ冷凍機(RTVFシリーズ)」が受賞したほか、30回を記念して設けた日刊工業新聞社賞は、日本機械技術の「オーダメイド型高効率ターボ送風機(POWER SAVING FAN NTシリーズ)」、木原製作所の「乾湿球温度制御型循環式全自動椎茸乾燥機」がそれぞれ受賞した。

 日本機械工業連合会会長賞はオークマ「多層スリット構造を採用した永久磁石内挿リラクタンスモータ」、アネスト岩田「オイルフリー電気駆動式小形増圧機(EFBS)」など10機器が受賞した。表彰式は2月8日(月)、午後4時よりホテルグランドパレスで行う予定。

 この表彰制度は、昭和55年度より国の省エネルギー推進政策に呼応して、機械工業の立場からこれを推進するため、省エネルギー効果の著しい産業用機器を開発し、実用化した者および企業その他の団体を表彰する事業を実施している。