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日本電産、川崎にモーターの研究・開発拠点建設

日本電産・モーター基礎技術研究所完成イメージ 日本電産( http://www.nidec.co.jp )は、神奈川県川崎市に同社のモータ研究・開発拠点となる「モーター基礎技術研究所」を建設する。

 同研究所は、同社の成長戦略の原動力となる基礎研究の高度化と、時代に則した高付加価値製品を生み出す応用技術を創生する機関として創設。国内外グループ会社との技術シナジーをより推進するためのハブ機関として活用する。また、世界に通用する高いレベルの技術者養成機関としての役割も担う。

 特に、省エネ・省資源技術の研究、新モータ構造や制御・電子回路の研究、シミュレーション技術の高度化等によって、新ビジネス基軸の確立、そして車載、家電及び産業用モータ市場におけるシェアの獲得・拡大を強力にサポートする。

 敷地面積は6,000平方メートル、建物延床面積17,800平方メートル(Ⅰ期棟・Ⅱ期棟合算)。総投資額は約150億円。モーター基礎研究所、開発センターおよび関係会社などからの異動・ローテーションに加え、外国人を含む優秀な外部人材の積極登用により、最終的には300人体制を目指す。また、同研究所の社内公用語は英語とする方針。