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カネカとテルモ、梢血管用PTAバルーンカテーテルに関する共同開発契約を3月に締結

 カネカとテルモは、末梢血管用PTA(percutaneous transluminal angioplasty:経皮経管的血管形成術)バルーンカテーテルに関する共同開発契約を本年3月に締結したと発表した。

 この契約に基づいて両社で製品開発を行ったものは、カネカ社が製造し、テルモが米国をはじめグローバルで販売を展開する内容となっている。2014年度に米国市場向けに供給を開始し、順次、地域および供給製品・品種を拡大し、2018年度に年間23万本の販売を目指す。

 両社は2011年に欧州および日本国内を対象としたPTAバルーンカテーテル(テルモ製品名センリ)に関するOEM供給に関する契約を締結し供給を継続している。今回の共同開発契約は一つの製品にとどまらず、治療用途・部位に応じたPTAバルーンカテーテルの品揃えを包括する契約で、供給対象地域も限定しないものとなっている。

 カネカは高分子材料の成形・加工技術をベースに冠動脈疾患領域および末梢動脈疾患領域のバルーンカテーテルを各種ラインアップしており、その性能は国内市場で高い評価を受けている。テルモは、末梢動脈疾患領域において、ガイドワイヤーやシースなどに加え、血管用ステントを欧州や国内で販売しているが、PTAバルーンカテーテルの商品ラインアップを強化することにより、同領域治療におけるデバイス選択の拡充を目指しており、グローバル展開が課題であったカネカとニーズが一致し、今回の契約締結に至った。