神戸製鋼所、新型タイヤ試験機の販売開始

 神戸製鋼所は、乗用車用タイヤの製造工程において最終品質確認をするタイヤ試験機(タイヤユニフォーミティマシン)において、世界最速のサイクルタイムとなる18秒/本と世界最高の繰り返し測定精度とを両立させた最新モデルである「Librota-GS(リブロータGS)」の販売を開始した。

 同社は、タイヤユニフォーミティマシンの分野においては世界シェア30%を占めるトップメーカー。今回の新モデルを欧米を始め、世界中のタイヤメーカーへ拡販を進めることで、さらなる市場シェア獲得を目指す。

 タイヤ試験機は、主に乗用車やトラック・バス用タイヤの製造工程において、最終検査・品質確認を行う装置で、タイヤにかかる力の均一性や真円性などを確認する。

 同品は、すでに2013年より販売している「Librota」の上級仕様版と位置付ける。Librotaはこれまでに中国・東南アジアを中心に約70台を納入しており、今回の新モデルでは従来のLibrotaでは20秒/本であったサイクルタイムが、装置を制御するコントロールシステムの新規開発や測定条件の最適化により、18秒/本まで短縮することに成功した。これにより、タイヤメーカーにおいては従来比10%程度の生産性向上が可能になるという。加えて、シートレーザジオメトリやショルダグラインダといったタイヤの品質確認に必要なオプション装置も装着が可能で、多様なニーズに応えることができる。

神戸製鋼所「Librota-GS」Librota-GS