ハイウィン、最大16軸同期制御できるモーションコントローラを投入

 ハイウィンは、最大16軸を完全同期制御できるプログラマブル多軸モーションコントローラ「HIMCシリーズ」(モーション制御周期:250~1000μs、メモリ容量:10MB)の販売を開始した。本コントローラと自社製の各種モータおよびドライバを組み合わせることで、あらゆる同期制御システムの構築が可能になる。

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 システムの構築はメカ系、駆動系、制御系にわたり、通常複数のメーカーの打ち合わせが発生する。ハイウィンにおいても従来は、ユニット単位(メカ・駆動系からドライバまで)での提案にとどまっていたため、ユーザーでは、ユニット同士の配線やシステム連携、設備の最適化が課題となっていた。

 今回投入したプログラマブル多軸モーションコントローラ「HIMCシリーズ」では、リニアモータやDDモータ、ACサーボモータ、さらにはボールねじや直動案内などを完全同期制御。複数メーカーとの仕様協議や、ユニット間の連携・配線取回しなどシステム全体の最適化の検討といったわずらわしさを解消、ユーザーのSI(システムインテグレーション)業務プロセスの改善・迅速化に貢献する。

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 同多軸モーションコントローラは、MoE(mega-ulink over EtherCAT)互換のモータドライバとI/Oモジュールをすべて同期させることができ、高度でカスタマイズ可能なスクリプト言語のHMPL(Cライクの独自言語)や高レベルなホストプログラミング用にC/C++/C#APIライブラリが用意されている。

 高度なモーション制御の要求に対応するため、PTP動作、JOG動作、2D/3Dの直線・円弧補間動作において、単軸または多軸動作の軌跡を同期させる。また、内蔵されたダイナミック幾何学的補正アルゴリズムは、装置の位置決め精度向上に役立つ。さらに付属アプリケーションiA Studioは、Motion ManagerやHMPL IDE、ビルトインシミュレータ、モータ動作モニターなど様々なツールが付属、スムースでインタラクティブな装置開発環境を提供する。